神経行動薬理若手研究者の集いとともに

疾病薬学研究所 小野寺憲治 YNBPsendai
沿革
沿革
第1回が仙台において、大雪にもかかわらず、九州、北海道からも有志が集まり、熱い討論が行われ、その後、日本薬理学会年会の前日に行われるのが恒例となり、表1のように継続されています。また、特に、若手研究者の育成とともに国際化を目指しております。各回とも日本薬理学会の後援、共催というかたちで行われてきました。この間に、第5回記念シンポジウム(1996.8.9-10)を第2回行動薬理研究会の合同で、仙台の作並グリーン・グリーンホテルで行い、また、第1回神経行動薬理国際シンポジウム(2003.9.13-15)は、若手研究者とともにという趣旨で、岡山市の国際フォーラムおよび国際会議場にて、アメリカ、ドイツ、オランダ、ロシア、フィンランド、スエーデン、韓国、台湾などからの研究者が参加して、熱い討論を交わしました。
表 1 神経行動薬理学若手研究者の集いの軌跡
開催日 | 世話人 | 所属 | 場所 | テーマ | ||
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第1回 | 1992.3.21 | 小野寺憲治 | 東北大学・歯学部・薬理学教室 | 仙台・艮陵会館 | 脳内ヒスタミンと機能との関連について | |
第2回 | 1993.3.21 | 鈴木勉 | 星薬科大学・毒性学教室 |
東京・星薬科大学 | 脳内ドパミンニューロンと機能 | |
第3回 | 1994.3.20 | 大和谷厚 | 大阪・大阪大学・医学部・医用物理学研究室 | 大阪・ライフサイエンスセンター | 食欲・性欲・睡眠欲 | |
第4回 | 1995.3.24 | 大熊誠太郎 | 京都・京都府立医科大学・薬理学教室 | 京都・京都府立医科大学 | アルコールと依存症 | |
第5回 | 1996.3.19 | 山本経之 | 九州大学・薬学部・薬理学教室 | 福岡・福岡市健康つくりセンター”あいれふ” | 病態モデル動物の特性とその薬理学的応用など | |
第6回 | 1997.3.21 | 越川憲明 | 日本大学・歯学部・薬理学教室 | 東京・アルカディア市ヶ谷 | 脳内ドパミンと行動異常 | |
第7回 | 1998.3.22 | 前山一隆 | 愛媛大学・医学部・薬理学教室 | 大阪・大阪大学医学部・銀杏会館 | モノアミンニューロンと脳の基調活動 | |
第8回 | 1999.3.21 | 斎藤利和 | 札幌医科大学医学部精神科 | 札幌・北海道大学学術交流会館 | 脳内神経系と学習・行動 | |
第9回 | 2000.3.22 | 武田弘志 | 東京医科大学・薬理学講座 | 東京・東京医科大学病院臨床講堂 | 脳科学の新たな展開を考える | |
第10回 | 2001.3.20 | 伊藤芳久 | 日本大学・薬学部・薬理学教室 | 船橋・日本大学薬学部ホール | 脳科学 -世紀を越えて | |
第11回 | 2002.3.12 | 岡野善郎 | 徳島文理大学薬学部医療薬学講座 | 福岡・九州大学コラボ・ステーション | 視聴覚ホール行動する脳の機能解明を目指して | |
第12回 | 2003.3.23 | 島添隆雄 | 九州大学大学院薬学研究院薬効解析分野 | 福岡・福岡市健康つくりセンター”あいれふ” | 脳に挑むー脳機能解明の新たなる飛躍を目指して | |
第13回 | 2004.3.7 | 福井博行 | 徳島大学薬学部薬物学教室 | 神戸・神戸市立王子動物園・動物園ホール | 創薬のために行動薬理をどのように活用するか? | |
第14回 | 2005.3.21 | 溝口広一 | 東北薬科大学・機能形態学教室 | 横浜市・横浜市教育会館 | ミクロの世界で得られた情報をマクロの世界において有効に活用する | |
第15回 | 2006.3.7 | 上野光一 | 千葉大学大学院薬学研究院・高齢者薬剤学教室 | 千葉・千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館 | 医療安全を確保するための神経行動薬理学の展開 | |
第16回 | 2007.3.13 | 野田幸裕 | 名城大学大学院薬学研究科病態解析学教室 | 名古屋・名古屋国際会議場病態 | モデルから分子を解き、治療戦略を探る | |
第17回 | 2008.3.16 | 小嶋純 | 日本大学医学部脳神経外科学教室 | 横浜・横浜情報文化センター | 中枢神経系領域の基礎と臨床の融合 | |
第18回 | 2009.3.19 | 稲津正人 | 東京医科大学・薬理学講座 | 横浜・横浜情報文化センター | 精神神経疾患におけるグリアおよ びトランスポーター研究の重要性とその魅力 | |
第19回 | 2010.3.15 | 十川紀夫 | 岡山大・院・医歯薬総合・歯科薬理学分野 | 岡山・岡山国際交流センター | 神経行動薬理 ー他分野との連携と融合 | |
第20回 | 2011.3. | 丹野孝一 | 東北薬科大学 薬理学教室 | 東日本大震災により中止・誌上発表 | 神経行動薬理学による医薬品の開発につい | |
第21回 | 2012.3.13 | 石塚智子 | 大阪歯科大学 歯学部 薬理学講座 | 京都・コープイン京都 | 疾患の治療戦略とQOLの向上を目指したアプローチ | |
第22回 | 2012.3.20 | 山口 拓 | 長崎国際大・薬・薬理 | 九州大学コラボステーション | 次世代に向けての神経行動薬理学 | |
第23回 | 2014.3.18 (火 | 櫻井映子 | いわき明星大学薬学部 | 仙台艮陵(ごんりょう)会館(記念ホール) | 再会;情動変化をとらえて次世代へつなぐ | |
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